コミュニケーションの機能の中には、情報の伝達・共有の機能がもちろんありますが、それだけではありませんよね。
安心できる相手か、信頼できる相手か、ウマが合う相手か、を見極めるための機能もあります。
次には、愛情を育んだり、心を伝え合ったりというような愛情表現のための機能もあります。
安心→愛情表現のあたりに必要なコミュニケーションのあり方を「グルーミング的コミュニケーション」と私は勝手に名付けています。
これはとても動物的なものですから、直接会って交換するのがいちばんでしょうね。
皆さんも、動物たちが群れの仲間同士、毛繕いしあっているのを見たことがありませんか?
ああすることで、愛情を確認したり、仲間だよっていうメッセージを伝えあっています。
かつてうちにいたウサギのみみまるくんは、頭や背中をなでてあげたりすると、私の手を同じようにぺろぺろしてくれました。(今頃、天国でくしゃみしてるかな。)
人間の場合は、微笑みだったり、挨拶だったり、握手やハグだったり、たわいのないおしゃべりだったりするわけですよね。
こういうのネット時代になって減っているような気がしませんか?
直接会いに行くより電話、電話よりメールって、だんだんグルーミング的コミュニケーションが少なくなっています。
コミュニティサイトなどでは、これってグルーミング的コミュニケーションの補完になっているのかなと見受けられるものもあります。
でも、人間は動物なので、きっとネットだけではグルーミングは不足しますよね。孤独になってしまいます。
悪評高かった上司との飲み会、社員旅行・・・これもグルーミング的だったと思います。
ネット時代にどうすればグルーミング的コミュニケーションがとれるのか、今はそこにとても関心があります。